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おざわやの代表のブログです

【今更ながらに「バンクシー」という存在の稀有さに震えてます】

2021.03.06

その独特なタッチやコミカルな図柄はよく知っていたけど、初めて見たその作品や映像から人物像や信条などがイメージできてさらに興味が湧きました、というブログ。



もちろんこれまでもバンクシーと言うアーティストの存在については知っていましたが、今回は名古屋でバンクシー展「天才か反逆者か?」が開かれたということで初めてその作品をじっくり鑑賞しました。これまで思っていたバンクシーのイメージは、ビルの外壁などにスプレーで落書きするグラフィティーアート。そしてそんなアートにはコミカルなものが多くて、何かのメッセージが込められているようには感じていました。



まずはお約束で


ただストリートグラフィティーといえば派手で大きくポップな文字や、アニメか何かのキャラクターを描くイメージでしたが、バンクシーの描くアートは型紙(ステンシル)を使ったモノクロが中心。そんなところにシンプルな格好良さのようなものはこれまでも感じてました。



何といってもオークション成立後にシュレッダーにかけられたこの作品


それがこのバンクシー展での作品の展示や、その空間作りから伝わるメッセージの深さや世界観にすっかりしびれてしまいました。彼は芸術テロリストなんて呼ばれることもあるそうだけど、それはきっと反戦だったり消費社会や権威主義に対して反旗を翻し、敢えて【落書き】として「消されるかも知れないアート」を残して姿を見せないという、彼?の辻斬り的なスタイルからくるのかな?と感じました。



代表的なネズミたちを街角で見ているような展示で


そして調べてみると彼の姿そのものはもちろん写ってないにせよ、彼の世界観が描かれた映像はいくつかあることがわかり、さっそく配信サイトでいくつかを観て更に痺れてしまいました。




【バンクシーについての映画を色々と】

まず初めに観たのは『バンクシーを盗んだ男(2017年)』

2005年にパレスチナ・ヨルダン川西岸地区で残した(テロリストらしく【ボムした】と言われるらしい)グラフィティーの一つにあった『ロバと兵士』という作品が、描かれた壁ごと盗まれてしまった事件を追っていました。あくまでロバの身分証明書を確認するという兵士の愚かさを描いたはずだった作品は、現地の人たちをロバに例えて愚弄したものと取られ、しかも高額と言われるバンクシー作品として売る為に盗み去られました。





これは全ての作品に言えるんだけど「盗んだ方は勝手に置いて行った」だし、もちろん落書きするのは犯罪だし。でもそこに価値が生まれるから、持ち去って売却する人があとを絶ちません。でもその作品はその場に「ボム」されてこその【アート】で、壁ごと切りとってギャラリーに飾られたってただの悪質なコピーじゃないかと。そしてそれに高値をつける人はアートの価値ではなく、所有欲か財産価値しか見てない気がします。


そんな世間の騒ぎすら敢えて放置して嘲笑っているかのようなスタイルもサイコー。




そして次に観たのは『Exit through The giftshop(2010年)』

てっきりバンクシーの活動をドキュメントした作品かと思えば、「バンクシーの活動をドキュメントしてるオジさん」のドキュメンタリーで、監督もバンクシー。





趣味でグラフィティー作家たちを撮っていたとあるオジさんが、ひょんなことからバンクシーの手伝いをしながら作品づくりを映像に収めるようになります。それを基に作った映像作品はバンクシーに言わせるとク○で、更にバンクシーの手法を参考にして、自分までアート作家になっちゃったオジさんの姿とその後を描いたこの作品。これもバンクシーが世間が見るアートの浅はかさや滑稽さを「ボム」した一つの作品のようで、笑っちゃうと同時にバンクシーのセンスには脱帽。



そんな映画のワンシーンを模した展示もありました



続いて観たのは2014年の『Banksy Does Newyork』。

2013年10月に、突如としてニューヨークに1か月滞在することをインスタに投稿したバンクシー。毎日その作品をインスタに投稿していき、それを求めて駆け回るファンや次第に騒ぎになったことから追い掛ける警察などの姿を収めた、この作品。





やはりここでも街と共に朽ちていくアートとして残されたものもあれば、1時間もしない間に塗り潰されたり持ち去られたり。またはバンクシーに批判的なのか、それとも目立ちたいだけなのか?上書きするように落書きしていく輩もいれば、それを修復してまわるコアなファンもいる。でもそんなの全くお構い無しに様々なアートを「ボム」していくバンクシーは、ニューヨーク全体をギャラリーに、いやニューヨークそのものを1か月掛けてアート作品に仕立て上げているようでした。





そして、そんなボクのハマり具合を見透かしてか(そんな訳ナシ笑)、バンクシーが最新作?を昨日インスタに投稿。








イギリスの元刑務所の外壁に描かれた脱獄囚はタイプライターの紙で逃げているところから、以前ここに収容されていた詩人オスカー・ワイルドではないかとの憶測を読んでいるとか。


「Create Escape(創作し逃げる)」との題名も痺れますよね。




そしてボクは実際のバンクシー展でもThrough The Gift Shop笑




いやー、アートって本当に良いものですねー笑笑





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