おざわやの代表のブログです
2021.01.04
最近この制作会社の作品が面白い!と映画好きから評判の「A24」をご存知ですか?
この新しいエンターテイメント会社はまだ創立して8年ながら、これまでに製作や配給・出資した作品がなんと25回もアカデミー賞にノミネートされ、注目されています。そう「聞いても知らないなあ」と思っていましたが、その後観た作品は「AMY」「ムーンライト」「レディ・バード」「エイス・グレード」など、これまでにない切り口のストーリーが面白い作品ばかり。そればかりじゃなく以前に見て、その視点が「斬新だなあ」と思っていた「エクス・マキナ」も、その配給会社だったと分かって納得。
今回もそのA24にかかる作品ということといつもお世話になっているフィルマークスでフォローしている人の感想から見たのは、『A Ghost Story』という作品です。
とある田舎町に住む夫婦は何事もなく幸せな生活を送っていましたが、ある時突然の事故により夫が他界。妻は病院で本人確認をして帰っていきましたが、シーツを掛けられた筈の夫が起き上がってそのまま家にトボトボと歩いて帰っていきます。その存在は誰にも気づかれず、妻にさえ存在を知られないまま彼はずっと地縛霊として妻を見守ります。ただ何か気がかりだった記憶だけに囚われて。
この作品に人物像として出演するのは、この夫婦二人と「この場所」に縁あって居合わせることになる人たちだけ。そしてその殆どに名前も出なければ、大した設定も明かされません。そして地縛霊となってしまう夫を演じるのはケイシー・アフレック。ミュージシャンで作曲などしていた彼は、いつの間にか交通事故で死んでしまい気がつくとシーツをかけられたベッドに横たわっています。起き上がった彼はシーツを被っていて、目の部分に丸い穴が空いているだけ。まるで昔のおとぎ話に出てくるオバケのようで、怖いというよりもどこかコミカル。ただその穴から奥には漆黒が見えるだけだし、声もありません。夫に先立たれる妻を演じるのはルーニー・マーラ。『ドラゴンタトゥーの女』や『her世界で一つの彼女』など好きな作品で数多く演じている彼女も、失意の中で生きる妻としてセリフも殆どなく、その回想シーンやロングカットの演技からその深い想いを想像させます。
このオバケにはいくつかの設定がある事が物語の演出から浮かび上がって来ます。
・声は出せない・頭で考える事はできず想像性もない・時間という観念がない・オバケ同士は意志の疎通ができる・想いの残る場所から離れられない・想いを遂げると消滅する
そんなストーリーの中から浮かび上がる断片的な情報は、もしかしたらオバケとしての彼の思考や視点を観ている人に感じさせるためのものじゃないかと。そしてそこから想像しながら「彼は生前いったい何が気になっていたのか?」を探す長い旅を共にしているよう。そんな描き方がこれまでになく斬新で、オバケの話というよりも細かなことに捉われて生きる我々人間がいかに愛らしくも、愚かで悲しい生き物なのかを象徴しているようなこの物語。観る人によってはただ退屈で寝てしまうかも知れないけれど、人の心の動きと印象的な空間使いで描き出されたファンタジーのように思えました。
刺激的な表現や作品に疲れた人には何かを感じさせるかも知れません。
・花立ての穴が小さくて水が入らないし洗い難い
・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易く建て替えたい
・お墓を少しキレイにこざっぱりしたい
・お墓に名前を追加して彫りたい
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・墓地に草がたくさん生えて困っている
・お墓の汚れが落ちなくてスッキリしない
他にもとにかくお墓で困っているー!という方は、まずここからボクに連絡くださいね。
【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。