おざわやの代表のブログです
2020.12.15
この作品は自動車事故により目の前で母親を失いながら奇跡的に無傷だったエリザベスが、その後預けられた孤児院で用務員から手解きを受けたチェスで開眼。大学生やアマチュアの強豪選手をどんどん打ち負かしてプロ入りし、やがて世界一を目指す全7話のドラマ。Netflixの中でも記録的と言われるくらいの大ヒットを得ているそうです。
今作はマーティン・スコセッシ監督がポール・ニューマン主演で描いた映画『ハスラー』の原作も書いた、ウォルター・テヴィスの小説を映像化したもの。子供の頃に目の前で死んだ母親とその原因が自分では無いのかという重荷を背負いつつ、孤児院で出会ったチェスの世界にのめり込んでいく女の子エリザベス・ハーモン(ベス)。彼女を演じるのはアニャ・テイラー=ジョイ。映画『スプリット』や『ミスターガラス』でもその演技力を見せていましたが、今回は勝負の世界に身を置きつつ少女から大人の女へと育っていく姿を演じています。
ストーリーの中で母親の存在が少しずつ明かされていく度に苦しみ、そこから逃れるようにチェス板の世界に埋没していくベス。初めは用務員のシャイベルにさえ勝てなかったのに、孤児院から与えられていた精神安定剤(のちに年齢制限により没収)を飲むたび天井でうごめくチェスの駒を夜な夜な見ていたベス。それによって驚異的なスピードで強くなっていき、あっという間にシャイベルを負かすと高校生のプレーヤーにさえ負けなくなります。これを見ていて思い出したのはテレビゲームのテトリス。昔やたらに流行った時にのめり込んで、夜寝ようと目をつぶると上から駒が落ちてくる幻影を見ました。でもボクの場合は積み上がるばかりで強くはなれませんでしたけどね笑。
やがて養父母に引き取られたベスですが、お使いの途中で万引きしたチェス雑誌に賞金の出る大会を見つけ、シャイベルに参加費を借りて出場。精神的に弱く寝込みがちな養母でしたが、その活躍でお金を稼いでくるベスのお陰で元気になって一緒に転戦するようになります。このアル中の養母が処方されていたのが、孤児院でも与えられていた精神安定剤。ベスはこれをくすねて飲みながらどんどん強くなっていきますが、世界ナンバーワンのロシア人ボルゴフとの対戦で為すすべなく敗れたことでお酒に逃げ、精神的にも追い詰められていきます。
この作品の舞台は冷戦中の1950〜60年代で男女の差別がはっきりしていた頃。インテリアやファッションはまさにミッドセンチュリーモダンと呼ばれる豪華で色鮮やかな世界観で描かれています。そんな中で天才ぶりを発揮するベスは、その美しい容姿とは別に容赦無く相手を痛めつけるような戦いぶりで、養母が亡くなってからは心を許せる人が居ませんでした。でも次第にそれまでに戦ってきたプレーヤーたちが打倒ボルゴフに向けてチームを組み、その中で彼女は覚醒していきます。この辺りの経緯はベスがいくら天才とはいえ勝てず、でも友人たちとの関係から人間性を取り戻していくようにも見えて、本当の強さとは何かを暗示しているようにも思えました。
そしてこのストーリーから思ったのは全7話という絶妙な長さ。映画よりも細かな描き方ができるし、ドラマにしては短い。Netflixという地盤があってこそだけど、こんな尺の映像表現というのもこれからは多くなるのかな?って。でももしかするとこの人気ぶりで続編が作られたりしてね?笑。ぜひそうはなって欲しくないような完成度にも思えたし、チェスのドラマというより、1人の少女が強い大人の女性になっていくドラマとして見て欲しいと思いました。
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