おざわやの代表のブログです
素敵な講演を聴いて思い出したのは甘酸っぱい想い出でした
2019.10.06
昨日は名古屋のお隣の豊田市でラグビー日本代表がサモア戦に勝利して３戦全勝。いやー強い。チーム一丸となって闘う姿は勝敗以上に伝わってくるものがありますね。先日のhaka:BARでもそんな話しをしていて、前の試合では会場のトヨタスタジアムから看板が外されてたそうです。これはスポンサー絡みの問題らしいですが、街の名前が企業名と同じだからってスタジアムの名前隠さなくても、という気がします。
かばむらまゆみ先生の講演会にスタッフとして参加しました
昨日はお友達の久保せんちゃんが主催した「かばむらまゆみ先生講演会〜人は愛でしか変わらんとよ」にスタッフとして参加しました。彼は数年前にもまゆみ先生の出版記念講演会を主催しましたが、その熱い想いだけで手を挙げて周りの人達をどんどん巻き込んで、結果良い講演会になるという不思議なオトコです笑
肝心の講演会では舞台脇のP.A.さんの補佐がボクの役目でしたが、講演を脇から見つつも400人にもなろうかという参加者の皆さんから度々すすり泣く音が聞こえて来るのを見て、お手伝いさせてもらって良かったなと感じていました。
まゆみ先生のお話は小学校の教師時代に体験した生徒たちとの出来事を元にしている実践のお話です。先生が子供たちと真正面から向き合って互いに傷ついたり助け合ったり、出会いや別れから気づいてきた事や気づかされた事を織り交ぜてお話しされるのですが、いつもながら涙なくしては聞けない講演です。その中心にあるのはやっぱり「愛」。生徒たちを愛し、生徒たちから愛されてきた歴史に涙が出てしまうし、自分はどうだったろうか？って考えさせられます。
そんな事を考えていてある事を思い出しました。
小学校の担任だった先生を思い出しました
あれはボクが小学校3年生ごろだったと思います。名古屋市のお隣の小牧市の田舎町に生まれたボクは、地元の公立小学校に通っていました。その年の担任の先生は若くて明るく快活な女性教師で、当時まだ新婚だった先生は生徒たちにも人気がありました。確か名前は吉田先生だったかな？初めて先生に淡い気持ちを覚えたのだけは確かです笑
もう40年以上前のことでそんな吉田先生の顔も声もあまり覚えてないんですが、そのイメージがとてもまゆみ先生に重なるんです。
吉田先生はその一年が過ぎる前に妊娠されて、産休に入ることになりました。ボクはちょっと残念に思いながらも、何故か「先生！良かったね。可愛い子を産んでね！」って言ったのを思い出します。その後、クラスの友達と先生のお家にお邪魔したりして、また先生がクラスに戻ってくる事を信じていました。
けれどその後しばらくして出産のときに上手く進まなくて、赤ちゃんとともに先生が亡くなった事を聞きました。でもその時のボクはそんなことが受け止めきれなかったのか、残念に思いながらも特にということもなくそのまま時は過ぎて行きました。そんな事を思い出しつつ考えると吉田先生がなぜ人気があったかと言えば、やっぱりまゆみ先生のように生徒たちを愛してくれていたんじゃないかって思ったんです。
そんな事を舞台横で思い出しながら、心の中で吉田先生とこの世に出てこられなかった赤ちゃんに「色々な人生があることを教えてくれてありがとうございました」と伝えていました。
