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おざわやの代表のブログです

予習の為に映画を観て感じたことは

2019.01.22

好きな監督の映画をおウチで観ました

 

家にいる時はほとんどお世話になっているアマゾンプライムでM・ナイト・シャマラン監督の作品『スプリット』を観ました。この物語は女子高生ケーシーが友達2人と共に、解離性同一障害(俗に言う多重人格)の男性ケビンに誘拐されるところから始まります。そこにケビンの主治医で23の人格を持っていると診断している精神科医カレンも絡んで、更に出てきた24番目の人格ビーストとどう対峙していくかを描いています。 そもそもこの映画を観たのは、シャマラン監督の作品が好きということもありますが、ただいま公開中の映画で『アンブレイカブル』の続編、『ミスターガラス』に繋がって

いるストーリーだからです。

 

 

 

 

 

 

 

同監督作品は『シックスセンス』『アンブレイカブル』と観ていますが、見えない世界を描きつつ人間の奥底にあるものを炙り出していく中で、最後に物語の根底からひっくり返す様な作品が多くて、いつも最後までドキドキさせられるところが好きです。

 

 

 

 

 

 

 

ヒトは誰しも色んな顔を持っている

 

ところがこの『スプリット』。若干ネタバレになるので細かくは書きませんが、最後まで見ても「どんでん返し」が無い。まあケーシーがどうやってビーストから逃げ切るか?と言うところかも知れませんが、それは話の中で小出しにされているので想像の範囲だし。と言うことは前2作で描き出しておいて、今回の中でひっくり返すの??なんて色々想像させられるのも楽しい。やっぱりこの監督の作品、好きだなあ。

この2つの作品で描かれているのは人間の精神の力。かたやスーパーパワーを発揮するヒーローのアンブレイカブル。かたや精神的に、そして計画的に悪事を働くミスターガラス。そして正に人間離れしたビーストと三者三様の人間性を描いていますが、この3人の違いって紙一重なんじゃないかって思えるんです。

 

ヒトって色んな顔を持っているもの。それが相手のたわい無い一言で喜んだり悲しんだりして、やがて互いの関係性まで変わってしまう事ってありますよね。やっぱり自分の想いは伝えつつも、相手の立場を考えた言動をしなければなーって、そんな事を考えてしまいました。

 

 

 

さあ今日は大阪まで出かけて、エクスペリエンスマーケティングのセミナー「新春エクスマセミナー」に参加します。いかに独自性を楽しく伝えるかを深く学んだ人たちの演じる舞台や映画を見て、そこから何を感じ取れるか?そしてそこに染まる事で生まれる、自分の中の何かを掴んで来たいと思います。

では今日のブログはこんなとこで。