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》歴史は勝者が書き換えるものだと知る

2022.12.11

愛知県出身の首相でありながら、悪評ばかりで地元からも歓迎されなかった故加藤高明さんの事実を知って、未来のために歴史は正しく検証されるべきだと思ったというブログ。



昨夜行われた「アソシア志友館おもしろ学校」の今年最後の授業は、いつものように名物講師の土井謙次先生による社会の授業。メインとなる人物や事件から話を展開し、現代にまで繋がる奇想天外なストーリーに仕立ててくれる土井先生。毎年この授業を楽しみにしている人は多く、参加者もやはり今年最多となりました。




2019年の授業では「歌川国芳に見るジャーナリズム」を学びました



今年の授業の予告をお願いしたとき「愛知県出身の首相は誰ですか?」と聞かれて、海部俊樹元首相の名前は上がりましたが、この日のテーマのもう一人「加藤高明さん」の名前は地元でもほぼ知られず。ボクに至ってはお恥ずかしながら全く記憶にはありませんでしたが、逆に知っている人は「ああ、あの…」と残念な顔をする人がほとんどでした。というのも土井先生自身が中学校の教師だった時には「第一次世界大戦後に対華21か条要求を突きつけ、治安維持法を制定して多くの人を捕まえた張本人」という悪評を教えていたそうで、誰しもが眉をひそめてしまうような教育をされてきたそうです。



でもその反面、外交官時代を経て外相、そして首相となった加藤高明さんが挙げてきた功績には「日本の関税自主権回復」「日英通商条約改正」や「日ソ基本条約締結」、そして現代では当たり前の「普通選挙法制定」に尽力したのもそう。初めて選挙で選ばれた首相として多くの立派な功績を挙げているのに、なぜここまで悪評ばかりが残っているのかを知ると現代にも繋がる大きな問題が浮かび上がります。




【日英関係に長けて太いパイプを持っていたからこそ貶められた名誉】

まずは中国に対して無理難題をふっかけたと言われている「対華21か条要求」は中華民国に対して、第一次世界大戦中に日本の権益や中国国内の日本人の権利を強く認めさせたと言われるもの(言われてきた)です。その条項をまとめたのが外相時代の加藤で、当時日本寄りだった中華民国の政治家孫文(そんぶん)と話し合いながら進めてきた時には、14ヵ条と希望的条項として付けられた7つの条項だったのですが、実際には孫文側から提案されたものがほとんどなことは後に孫文も認めている事実です。



ところが実はそこには孫文の政敵である袁世凱(えんせいがい)の思惑が絡んでいて、中国大陸での影響力拡大を狙っていたアメリカとドイツがその背後で暗躍していました。実際に要求が出されると袁世凱はとんでもない要求をされたと国内に対してプロパガンダを広め、これによって日中関係は悪化の一途を辿ったことから加藤は外相を退くことになります。







そしてその後もアメリカの工作によって日英同盟が廃止、ロシア革命からソ連が成立。政党政治下で初めて加藤が首相に就くと1925年に「日ソ基本条約」に調印して、国交を樹立します。このとき同時に制定したのが悪法として知られる「治安維持法」と現代にも生きる「普通選挙法」で、二つをセットとして制定しました。これにはロシア革命から日本国内にも社会主義活動家の動きが増えていて、国交樹立によってさらに活動が活発になったり普通選挙にまで影響が及ばないようにと成立させたものですが、初めその罰則は懲役か禁固のみ。しかし翌年加藤が在任中に亡くなったあとにどんどん罰則が厳しくされ、最も重い罰則に死刑が加えられました。



思えばこの時、アメリカの口車に乗らず日英同盟を続けていけたら、第二次世界大戦はどうなっていたでしょうね?


さらには第二次世界大戦後に「例外的に」開かれた東京裁判では、またもやこの対華21ヶ条要求が持ち出され、こんな理不尽な要求を突き付けた無法者国家として、アメリカに断罪されたことも例外的。その際に最高裁判所長官としてアメリカの主張を鵜呑みに、戦犯を呼び出したのも愛知県出身な横田喜三郎だったのも何かの縁でしょうか?そんなことから加藤は地元から戦犯扱いだというなのに、横田は江南市名誉市民というのも皮肉なものです。







アメリカでは公文書公開法がキッチリ決まっているのに対し、日本では秘密保護法が制定されたのが最近というのも、なんとなくキナ臭く感じてしまいますね。「歴史はキチンと精査して検証し、未来に繋がなければ」なんて言うと、「済んだことをむしかえして!」なんて●階の世代の先輩たちに怒られてしまいそうですが、それでも過去の歴史をより良き子供たちの未来に活かすために、やっぱり見直すべきだと思うのです。





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