おざわやの代表のブログです
2021.10.30
この10年運営スタッフとして関わっている「おもしろ学校」は、元々ホテル従業員向けに開かれていた一般教養を身につけるための学びの場でした。それをホテルの閉館から社団法人アソシア志友館が引き継いで開催していて、毎回小学校や中学校の教師や校長先生などに登壇していただく楽しい教室。
昨日の授業は国語で、短歌を深く読み解いて作者の想いを知ろうというものでした。
と、まずその前に「短歌」って何だ?と思って調べると、そもそもは万葉集にも載っている日本古来からの「和歌(倭歌)」の1形式で、特に明治以降は単一の形式として「五・七・五・七・七」で詠まれる韻文表現のことだそう。その中でも有名なのは石川啄木や正岡志規、現代ならば「サラダ記念日」の俵万智さんあたりでしょうか。
そして昨日取り上げられたのは斎藤茂吉さんの『赤光(しゃっこう)」という代表的な歌集の中から、危篤の母を見送るために故郷の山形に向かいながら、そして母親を看取ったあとまでを詠まれた59首の中から抜粋された八首でした。
短い文章ながら茂吉のその時々の思いが籠められた短歌。
まずは①と⑧の短歌を読み解きつつ、それぞれに感じたことをディスカッションしましたが、それぞれ感じることもやはり様々。それは母親を看取るというエモーショナルな内容から、著者よりも自分の体験に基づく思いが入ってしまうからでしょうか?
そして残りの六首を足した全部を時系列に並べ直すというワークから、より作者の想いに寄り添った読み取りをしていきます。すると作者の茂吉は本当に、その時々の自分の置かれた状況と感情を風景に落とし込んで詠んでいることがわかってきます。それは現代の我々でいうならば、「ごはんなう」(笑)のようなツイートするようなものじゃないか?と思えてきました。危篤の知らせを聞いて山形へ夜行列車で向かう途中や、病床の母に会うことは出来たけれどそのまま看取り、火葬にされた遺骨を受け取ったあと蔵王の温泉で過ごした数日に渡っての59首。それをこうして並べると、その時々の思いが連なって茂吉本人の悲しみがダイレクトに感じられるほど迫ってきます。
短歌ってとても奥深いことを感じました。
そしてボクらはツイートならば140文字も書けるし位置情報や写真まで載せられますが、短歌はひらがなにするならたった31文字の中に風景を詠み、登場人物の置かれた状況や感情までを読み込んでいます。もしそんなエモいツイートばかりだったらそりゃ重過ぎる(笑)でしょうが、せめてもう少しこんな風に想いやメッセージを詠み込めたら、もっと伝わる文章になるんじゃないかなって。
う〜ん、まだまだ過去に学ぶことは多いですね〜。
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい
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店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
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営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
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