おざわやの代表のブログです
2021.04.06
最近すっかりテレビを見なくなってしまった、なんてよく聞きます。
以前なら最新のニュースを知るならテレビニュースで!と思っていましたが、ふと気づくと個人発信の動画やツイッターで既に出回った後のニュースばかりがテレビに映るようになっていました。そんなニュースもう知ってるよなんて思ってしまうし、だいたいドラマや映画だって海外ドラマの焼き直しだったりするからどんどんテレビが詰まらなくなりました。
でも情報を得ようとするのがSNSであれば、その情報はサイト側から好みに合わせてリコメンドされるので、本当に最新情報が流れているか?そしてその情報が本当に信用に足るものであるかはそれぞれ確認が必要です。テレビというのは放送倫理で縛られているぶん確実な情報しか流せないのが基本なので、ほぼ正しい情報なのは助かります。でもそれだけどこの局を見てもほぼ同じ内容になってしまうのも、いたしかた無いことなのかもしれませんね。
じゃあテレビからの情報が全てなのか?と思ってしまう、事実を元にした映画を見ました。
韓国映画といえばまずこの人を思い浮かべるんじゃないかという俳優のソン・ガンホさんが主演の『タクシー運転手』。1980年に海を隔てただけのお隣の国、韓国で実際に起こった政治クーデターから、何の罪もない市民が虐殺されていた事件を映画化したものです。この事件が元で韓国はそれまでの体制から民主政治への流れが決定づけられました。
約40年前ということで事件は教科書くらいしか知らない人もおられると思いますが、ボクはその当時すでに中学生だったので何となく覚えている程度。でもこんな酷いことが行われていたなんてもちろん知らないし、作品内で描かれているように同じ韓国国内でさえ戒厳令が敷かれた光州(クアンジュ)以外の人たちは何も知らずに暮らしていました。それは一切の報道が軍部によって統制されてしまっていたからで、それを明らかにしようとしたドイツ人記者と案内した韓国人タクシー運転手の命を賭けた奮闘が描かれていました。そしてそんな彼らを手助けしていた将校もえがかれていましたが、国軍兵士たちの中にだって「おかしい」と思いながらも抗えなかった人もいたはずですよね。
でもこんなのは大昔だけの話?そうでしょうか?
今まさに軍部が国をおさめているミャンマーはどうなのか?
本当に流れてくる情報が本当なのか?なんて誰にも分かりませんよね。軍事クーデターによって統制されている政府を【国】とは認められないというのが国連を含めて国際的な認識ですが、今後どうなっていくのかを世界的に注目していかなければならないし、特に親日家が多いミャンマーですから日本政府もしっかりした態度で外交に臨んでほしいですね。
でもこんなのも遠い国のハナシでしょ?なんて思ってると大間違いじゃないかって、そんな映画もありました。
この二作品はどちらもNetflix配信のアメリカの歴史に埋もれてしまっている事実を炙り出したストーリー。
ベトナム戦争を描いた作品はこれまで数多くあれど、そこにアフリカ系アメリカ人が派兵されていたことが描かれたことはほぼありませんよね。『ザ・ファイブ・ブラッズ』では全体の3割以上もいた黒人兵たちのその後を描いています。彼らはそんな戦争から帰ってくればアメリカ国民として大手を振って生きていけると思っていましたが、それが叶わなかったばかりかアメリカ軍として戦っていた姿すらこれまで描かれなかったのは何故か。
そしてそれよりも更に古くアメリカ開拓の歴史として描かれてきた西部劇には、カウボーイとして働くアフリカンアメリカンなんて出てきたことありません。けれど本当は牛飼いや馬の調教など数多く働いてきた彼らが、ペンシルベニア州フィラデルフィアで今だにカウボーイとして生きている姿が描かれたのが『コンクリート・カウボーイ』。古くは交易の中心地として発展してきたフィラデルフィアには、元々もっと数多くいたはずのカウボーイたち。
彼らはこれまでも市街地化を盾にどんどん生活圏を追われていますが、この作品にも描かれている「フィラデルフィア・アーバンライディング・アカデミー」は今でも非営利組織として、地元の10代の若者に馬の世話や子供たちへの乗馬体験をさせるアルバイトをさせて運営されているそうです。この作品中にもそのメンバーが何人か出演してますが、そんな彼らの存在は今までどこにも描かれておらず、劇中でも【ハリウッドのホワイトウォッシュ】と呼んでいます。
こんなにSNSでも世界中が繋がっている現代に、まだこんな事実が隠れているって恐ろしい。でもこんな時代だからこそこの二作品は世に出てきたし、しっかりと歴史を見据えてこの先の世界を作っていかなければいけないんじゃないかな、と思いました。
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