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おざわやの代表のブログです

【今年一年の「おもしろ学校」を総括して思うこと】

2020.12.17

ちょうど今年で10年続けてお手伝いさせていただいた「アソシア志友館おもしろ学校」。このおもしろ学校についてと、この一年の運営を総括してみるブログです。



まずは「おもしろ学校って何?」と思う方のためにご説明から。

このおもしろ学校は元々は名古屋駅前にあった「ホテルアソシア名古屋ターミナル」の従業員教育に行われていた、社会人のための教育講座です。すでに10年前に閉館したこのホテルでは入社試験はなく、支配人の柴田秋雄さんを初めとした役員による面接のみでした。「会社に学力テストなんか必要ない」との柴田さんのポリシーからでしたが、魅力的な人材を採用していたことでホテルの人材は豊富になりました。でもその反面一般的な教養が足りない従業員も居たことから、当時柴田さんと交流のあった犬山中学校の校長、長屋先生にお願いして開催したのが始まりです。


その内容は国語算数理科社会だけに留まらず、音楽や美術など中学校の教科で教えることを社会人にも伝わるようにと現役やOBの教師の皆さんが特別にカリキュラムされたもの。その授業内容には学びが深くとにかく面白い!ということで話題になり、知り合いや話を聞きつけた一般の人たちも加わって毎回盛況でした。そして駅前再開発でホテルの閉館が決まったあと、柴田さんや長屋先生が中心になって「アソシア志友館」を設立。その活動の一つとして「おもしろ学校」を引き継いだのが10年前で、ボクはその時から柴田さんに依頼されてスタッフをさせていただいています。



とある日の授業風景、ボクは後ろで受付と運営をしながら受講します


タイムスケジュールとしては7時から開始して90分の授業、そして感想をシェアした後は場所を変えて「給食の時間」として懇親の時間をとっています。ホテルの当時はまたこの給食の時間も人気で、社員食堂に入り切れないほどの人たちがワイワイと楽しい時間を過ごしていました。今では教室は事務所の入っているビルの貸し会議室になり、給食は近くの赤提灯になりましたが、毎年楽しみにしてくれてる人たちもいるし、ボクら自身もそこから学ぶことの多い場として続けていきたいと思っています。



2020年の授業予定は5月を8月に延期して無事開講できました



【今年のおもしろ学校はソーシャルディスタンスで】

今年も例年通りに始まると思っていたおもしろ学校でしたが、まずは5月の学校が外出自粛の期間になって延期。一体どうなることかと心配になったものの6月からは参加人数を絞って開催することができましたが、せっかく教壇に立ってくれる先生には「少人数になって申し訳ない」と思っていました。でもその授業より前、ボクらの役員会でも会議に参加できない役員のために今年一躍注目を浴びたオンライン会議ツール「Zoom」を活用したことから、おもしろ学校でも取り入れてみようとチャレンジすることになりました。







しかしながらやってみると分かることってあるもので、理事会ですら電波状況の悪い会議室では音声トラブルなどが続出して、毎回トライアンドエラーの連続。学校が始まってみれば、毎回の参加者管理だけでも手間が掛かるところへ、さらに設営作業としてRANケーブルを事務所から会議室まで30m引っ張るという荒技まで笑。毎回暑いんだか冷や汗なんだか分かりませんが、汗ダクでの運営になりました







そんな苦労をしながらも始めたZoom配信は会場に来るのが難しい会社の人たちだけじゃなく、これまでおもしろ学校を体験することができなかった遠くの会員さんにも参加していただける機会を作れたことが何より。新潟や九州の会員さんともご挨拶できたりしたことも、これまで支援いただいた分には足らないながら喜んでいただき、嬉しく思いました。奇しくも6月の第一回め授業は小学校で行われているというコンピューターのプログラミング授業を体験させていただいて、大昔の人が夢見ていたような未来の世界に自分たちがいることを実感。2回目の社会では「無宗教」という大人たちが多い中、どれほど仏教が我々の文化に影響しているかを知り、延期されて8月に開講した国語ではボクらの住む愛知県に根ざした童話「ごんぎつね」をモチーフに、文学を深く味わう読み方を知りました。続いての9月には「失敗しない子育てのエッセンス」として、大人として子供とどう向き合うかをユダヤ人の子育て方などを参考にして伺いました。





10月の国語では、童謡「赤とんぼ」には作者の生い立ちや環境が色濃く描かれていることを知って世界観が大きく変わったし、11月の美術では透視法で図形を描きながら脳の機能を利用した錯視についても知りました。







そして最終授業はホテル当時から人気の講師、土井先生による戦国武将立花宗茂について紐解く歴史絵巻。今この時にこそ大切と思える復活劇を、いつも通りまるで大河ドラマを見ているような構成で、立花宗茂という武将がなぜ数多くの将軍に寵愛されたのかを学びました。国語や総合では文学や童謡って当然ながらボクらの実生活に結びつく内容だし、社会だって過去を知ることで今の世が透けて見えることだってあります。そしてすべてに通じて感じたのは、これまで「知っているつもり」でいたことがどれほどアヤフヤだったのかということ。



今年のおもしろ学校を通して気づいたのは、ボクたちがいかに過去の多くの人々の築いてくれた礎の上にいるか、そしてそんな昔の人たちが夢見た未来にいることも意識さえしていなかったということ。またボクらが今の状況に甘んじて疑いもせず、「そんなもんだ」と流してしまいそうだったところに訪れたこの新型コロナウイルス禍だって、もしかしたら一つの学びの場となったかもしれないと感じられたこと。そんなこともこのおもしろ学校を続けてきたからこそ学び取ってきたことかも知れません。



また来年もさまざまなヒト・モノ・コトに対して、「なんで?」「どうして?」と素直な子どものような目線でワクワクしながら、沢山の人たちが問うていけるようこの学び舎を作っていきたいと思います。





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お墓のおざわや  

店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101

電話番号 : 052-734-8102 

営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)   

営業時間:朝9時から夕方5時まで





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少し止めずらいですがお使いくださいね







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