おざわやの代表のブログです
【季節の変わり目の体調や気分の変化を何から読み取りますか？】
2020.01.31
なかなか客観的に見られない自分の状態をどう読み取ってますか？ というブログです
アチコチで梅の開花の声が聞こえてきて、いつものような冬が来ないままで春がもう目の前まで来てしまったような今年。これからどんどん若芽が芽吹いて、生命力に溢れる季節がやってきますね。
そして春分前の冬の土用真っ只中のこの頃は、気温の差が激しくて体調管理が難しいというヒトも多いと思います。漢方では年に四回の土用は内蔵の働きが悪くなりやすく、消化器系やリンパ・血液などの水分の流れが滞りやすいそうです。易学などでは冬の【陰】に対して春は【陽】と、正反対の気に切り替わる時期なのでいろいろな変化が出やすいとも言います。
そんな【気】を感じるなんてことはほとんど無いんですが、何か今年は妙に落ち着かない気がしています。それこそ気のせいかな？笑
少し前までは朝布団の中で目が覚めてもまた寝てしまったり、休みの日は9時過ぎまで寝ていたりと、ここ数年になく長く眠る事が多かった。でもこの1週間くらいは何だか眠りが浅くて、一度目が覚めるともう眠れなくなってしまいます。それも何か悩み事があるとか鬱々とした状態ではなくて、なにか今にも動き出してしまいそうな感覚というのか、どこかしら前向きで起き抜けでもスグに仕事できそうなくらい頭もハッキリしてる感じです。
昨夜は予約専門の料理屋さんで新年会。お部屋も料理もすでに春の設えで、手の込んだ美味しい料理とお酒を楽しませていただきました。お客さまに連れて行っていただいたこちらのお店は、名鉄電車の駅からも不便でタクシーじゃなければ行けないようなお店。きっと名古屋市内なら少なくとも倍の値段は取られそうなお料理の数々でした。
もしかしたら昨日旬の美味しいもの食べ過ぎたせいですかね？笑笑
特にここ3日ぐらいは曜日の感覚までがおかしくて、時間が早く過ぎていくのが当たり前なお年頃なのに（笑）水曜日くらいから「明日は週末」みたいな気分が続いていて、やっと明日週末がやってくるって遅過ぎる！！みたいな感じです。いつもならそろそろ花粉症の走りも来そうな頃ですが、今のところそんな感じも無くて何だか落ち着かない。
いや、落ち着きが無いっていう方が合っているのかな春の陽気がそんな気にさせるんでしょうか？
そんな事を考えていたら想い出したのは 【見龍（けんりゅう）、田に在り】という易経の言葉です 。
【易経学はよく判らないけど何だか心に残っていたフレーズ】
それは最近お会いしていませんが、以前はたまに一緒にお酒を飲ませていただいた易経学の竹村先生の講座に遊びに行った時のこと。ちょうど「 乾為天 （けんいてん）」という龍の成長の物語をお話しされていて、その中の【見龍、田に在り】という講義をされていたことをふと思い出しました。易経学では物事の成長を龍に例えて説明するのですが、【見龍】というのは冬のあいだ泉の底に潜って力を溜めていた龍が田園へ這い出して来る段階。
でもその段階ではまだ「自然に」力が溜まっているだけで飛ぶ力はなく、それから周りの【飛龍】の先輩方を見習いながらもくもくと努力と鍛錬をすることによって、次の段階の【躍龍】になれる、そんな時だそうです。
もしかしたらボクは今はそんな時なのかと思うと、もっと色々な方の本を読んだりお話しを聞いて、躍動する力を付けるために努力する時かも知れませんね。
「易経」というと占いのように思われていますが大元は儒教の教えの一つで、時の変化の法則を読み取る事によって問題の解決策をさぐる学問です。（内容出展は竹村先生のブログ「亞の玉手箱２」より）
そんな竹村亞希子先生の書かれた書籍、「超訳 易経 陽―乾為天～リーダーの為の易経」の改訂版が間もなく出版されるようです。
というワケでまだボクも本は読んだことなかったけど、早速ポチしたので発売が楽しみです！
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