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おざわやの代表のブログです

》春の楽しみ方もいろいろ

2023.03.07

いよいよ啓蟄も過ぎて春本番!そんな春の訪れを感じる、季節の楽しみ方あれこれ。



昨日は暦の上では啓蟄(けいちつ)ということで、土の中で冬眠していた虫や爬虫類などが目覚めて這い出てくるころ。日曜は少し冷えていたものの、やはり昨日からずいぶん暖かくなって今日は20度にも届こうかという名古屋です。こんな季節の変わり目の楽しみは色々ありますが、身の回りで変化を見つけると嬉しくなってしまうのも春の楽しみですよね。



冬の間ボクらも楽しませてもらったおざわや店舗裏のミカンは、全部採ってしまうことなく幾つかを残して冬の間の野鳥のおやつにしていましたが、ついに全部食べ尽くされていました。




ヒヨドリとかメジロが盛んに啄みます




ミカンを突いていたメジロたち




そして鉢の底でじっと春の訪れを待っていたメダカたちも、暖かい時間には水面近くに上がってくるようになったので、これまで控えていたエサも少しずつあげても良さそう。




久しぶりでビビってるので、ガラス越しにしか近づけません笑




そして自宅の庭の枝垂れ梅はもうすぐ満開になりそうで、それだけでも十分に春を感じさせてくれますが、ここにもメジロが花の蜜を啄みに来て可愛い声を聞かせてくれます。







この梅の木は子供の頃から小牧市の自宅に植っていたものを、中学生の時に一緒に引っ越してきたもの。今では樹高は3mくらいになりましたが、変わらず春には梅の花を、初夏には梅の実りを楽しませてくれます。春は暖かな陽射しに誘われて虫や動物たちだけじゃなく、ヒトも思わず外に出たくなってしまいますね。


そしてそんな昼間だけじゃなく、まだまだ冷え込む夜にも楽しみがあります。




満月の灯りに浮かぶ白梅




月は今晩の午後9時40分ごろ満月になるそうで、昨夜も綺麗な月の光に照らされた白梅を楽しませてくれました。こうして夜外にいても凍えるほどでもなく、多少厚着をすれば十分に楽しめるくらいで、こんな季節の変化も春の楽しみの一つです。




闇ならばうべも来まさじ梅の花咲ける月夜に出でまさじとや 

                            〜紀女郎(万葉集 第8巻1452)


訳:闇夜ならばなるほど来られないのも仕方がないでしょう。でも梅の花も美しいこんな月夜にも来られないというのですか?



古来から日本人は季節の変わり目を愛しみ、歌に詠んで楽しんできたようですね。


どうやら今年は桜の開花も早そうな予想が出ていて、ここ名古屋ではちょうどお彼岸くらいに開花しそう。これからますます自然に親しんで心豊かに過ごせる季節がやってきます。





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