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おざわやの代表のブログです

》あなたも私も皆んな菩薩だよ

2022.12.08

観音さまとかお地蔵さまって菩薩(ぼさつ)さまと呼ばれますが、実はボクらだって菩薩なんだと知った事についてブログに。



色々な場所で目にすることがある観音菩薩や地蔵菩薩だったりという仏像は、この世の苦しみから一般の人たちを救ってくれるという有り難い仏さまの姿として聞いたことがあるかと思います。他にも普賢菩薩(ふげんぼさつ)や弥勒菩薩(みろくぼさつ)といった仏像がありますが、こんな「菩薩(ぼさつ)」ってなんの名称だかご存知でしょうか?



菩薩という名称は正式には「菩提薩埵(ぼだいさった)」といって、「ボーディ・サットヴァ」というインドの初期仏教から伝わった言葉を漢字に音写したものです。菩提(=悟り)を求める薩埵(=衆生)という意味で、元々は悟りを開く直前のお釈迦さまのことをそう呼んでいたそうです。悟りを開いた後は「釈迦如来」と呼ばれて、その姿は阿弥陀如来像や薬師如来蔵と同じように仏像で見ることができます。




どちらも国宝の木造、釈迦如来像と弥勒菩薩像




こうして「菩薩」と呼ばれているのは仏教の修行者たちの中でも、多くの徳を積んですでに悟りを開く準備ができた者のことを呼びます。それでも誰でもが悟りを開いて「如来」となれる訳ではなく、すでに次に悟りを開いて如来となるのは弥勒菩薩だということが、お釈迦さまによって伝えられています。それはお釈迦さまが入滅(この世の体の死)を迎えた後の56億年後(5億年後との説もあり)で、それまではお釈迦さまが唯一の如来と言われています。



例えば地蔵菩薩は生前のお釈迦さまから「次の弥勒菩薩が如来となるまでこの世(輪廻する世界)に残って衆生(一般大衆)を救ってやってくれないか?」と依頼されて、「私は悟りを開かず衆生を救おう」と誓いを立てたそうです。こう聞くと「じゃあ如来になれない地蔵菩薩は何のために修行しているのか?」って思いませんか?




国宝の木造、地蔵菩薩像



【この世の苦しみから離れたいと願う思いから始まった道】

もともと仏教という教えは、ガウタマ・シッダールタという一人の男が過去に輪廻を繰り返した末に悟りを開いて、その道すじ(仏道)を教え始めたものです。その初めは「なんで生きるのってこんなに苦しく悲しいんだろう?」という子供の頃の思いだったそうです。そこからの救いの道を求め、修行の末にたどり着いたこの宇宙を廻る真理こそが「悟り(=菩提)」であり、それを教えてくれるのが仏教です。そしてそんな真理を得たいと仏道に帰依して学ぶ修行者たちを指す言葉が「薩埵」であり、それは「悟り」という幹から伸びた柳の枝のように垂れ下がった先にすがる姿を指しています。



確かに菩薩には52位と呼ばれる段階があり、仏像になるような方達はもちろんその最上位。反対にそんな中での最も初歩的な位は「信心」と呼ばれ、お釈迦さまの教えを信じているというだけですでに菩薩。それから言えば「悩みから解放されたい」とか「病気や死の恐怖から逃れたい」と手を合わせた時から、すでに仏道を歩み始めたものと見れば「皆んな菩薩だよ」とする考え方を聞いて、お釈迦さまが導き続けてくださり地蔵菩薩がそんな我々衆生を見守るという、この仏道という宇宙の真理への道がますます身近に感じられる気がするのです。







実際にお釈迦さまは仏教を伝え始めてからもその中では上下や優劣を付けず、また教団という組織の形は取らず、皆で一緒に仏道を歩もうという意味で「サンガ(僧伽:サンスクリット語)」でコミュニティーを指す言葉を使っていました。その中にはたまたまお釈迦さまと道ですれ違っただけの農夫や物乞いさえいて、あっという間にその信者の数を増やしたそうです。だからこそ僕らのようにただ手を合わせて誰かの幸せを祈ったり、ご先祖の魂を癒すためお墓参りするのもそんな悟りへの道に続いていると思えば、ますます尊く有り難い気持ちが湧いてきますね。




決して「悟り」という結果だけを欲しがらず、ただこの宇宙の真理の一部としてお釈迦さまの伝えてくださった仏道を歩む。そんな仏教のあるべき姿が、ますます気高く素晴らしいものに感じました。





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