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おざわやの代表のブログです

》「いただきます」にはお釈迦さまの心が溢れている

2022.06.02

みなさん子供の頃から何気なくご飯の前には「いただきます」と合掌しますが、そこには仏教のキモとも言える心が溢れている気がするというブログ。



ご飯をいただく時に手を合わせて「いただきます」と言うのって、日本人ならばほとんどの人がなんの疑問もなくすることですよね。そんな仕草って当然ながら仏教からきている作法で、「諸々の命を食事としていただくことをありがたく合掌する」とよく教わります。でも仏教を学んでいくともしかしたらその意味はもう少し深くて、何ならお釈迦様が拓いたさとりの心を体現しているんじゃないだろうか?と思ったことを、今日のブログに。



もちろんこれまで教えていただいている「ありがたい命」というのも正しいと思うのですが、同じように合掌する仕草としては修行僧たちが托鉢するときに食べ物や浄財を鉢に入れてもらう際の合掌が近いのではないかと思います。そもそも托鉢というのはお金を稼ぐ仕事をせず仏道の修行だけしている僧侶たちが、日々の食事などのために集めて回る修行で、お釈迦さまでさえ同じようにそうして歩いていたと言われます。




ラオスの街中で托鉢をする修行僧



仏道の究極の目標は、お釈迦さまのように悟りをひらいて輪廻の輪から外れることです。


それにはどうすれば良いかといえば仏の教えにのっとった生活をして「徳(とく)」を積むことで、分かり易くいえばマイルを貯めるようなものです。そんなマイルは今世だけじゃなく、前世からの積み重ねがちゃんと自動移行されていて、魂は輪廻を重ねながらどんどん高みへ上がっていきます。もちろん重罪といわれる行為をすれば折角上がった分でも落とされてしまって、酷い場合は動物などの「畜生道(ちくしょうどう)」に落ちたり、「地獄」に落ちるとマイル全て抹消だったりします。それからいうと、修行僧に食べ物や浄財(お金)を施すのも徳を積むことで「布施行(ふせぎょう)」という修行。そしてそんな布施を受け取った修行僧が合掌しながら仏の教えを説くのが「法施行(ほうせぎょう)」で、それでも徳を積んでいます。つまりこの托鉢ではお互いにギブ&ギブで自分にできることを互いに与え合うことで高め合うという、仏教の根幹のような行為です。



そして皆さんがお墓の前で手を合わせるのも、お墓参りで合掌することによって「徳」を積む修行です。さらにお盆やお彼岸にお寺で行われる法要では、そこにお布施やお供えしながら合掌することで得られる「徳」をあの世で修行するご先祖へ届けてもらうという、いわばご先祖へのマイルのプレゼントなんです。




子供たちの無垢な合掌はご先祖には何より嬉しいでしょうね



ではご飯の前の「いただきます」はどうでしょうか?

もちろんいただく命に対する感謝もいいのですが、それではテイクばかり。やはりいただく命だって仏道の中で「徳」を積んでいるどこかの段階にいるものとして、そこから少しでも高い位置に戻っていけるように合掌の「徳」を送ってあげるという意識ならば、「ギブ&ギブ」になるのではないでしょうか。



仏教で最も大事なのは「決して奪わず与える」ということです。

そんなことを普段から意識していれば自分の徳を積めるだけじゃなく、この世そのものがより良くなるんじゃないでしょうか?




意識の違いだけでも周りの世界は変わる




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