おざわやの代表のブログです
2021.09.08
お釈迦さまは2千5〜600年前にインドとネパールの国境近くの小さな国に生まれて29歳の時に出家して修行し、35歳の時に菩提樹の木の下で瞑想している時に悟りを拓かれました。出家してからは各地で仙人と呼ばれる人のもとで厳しい修行を続け、しまいにはガリガリに痩せこけて歩けなくなるまで自分を追い込んで、悟りの境地に辿り着こうとしましたがダメ。「こんな極端なことをするのは違う」と村人からの助けを借りて体力を戻し、一晩の瞑想の中で悟りを拓かれたのが12月8日。
ですから12月8日の「花祭り」というのは、人間として生まれた日じゃなくお釈迦さま仏陀として成道した日ということです。
とするとお釈迦さまは6年間の修行で悟りを拓いたように思うかも知れませんが、それは全く違います。お釈迦さまがその後弟子たちに伝え続けたのは悟りに向かう道「仏道」で、その中で生命が輪廻(りんね)することを伝えられてます。ですからお釈迦さま本人だってこれが初めてのこの世ではなく、それまでに数多の世を輪廻しての成道(じょうどう)でした。
そしてお釈迦さまは誰にでも悟りは拓けると言い、実際にお弟子さんの中にはほうきで掃き掃除するだけで悟りを拓いた人もいたそうです。
そう聞かれてお釈迦さまが答えた時間は、皆さんよくご存知の落語の中で聴いたことがあると思います。
その落語は「寿限無(じゅげむ)」。
その冒頭に「じゅげむじゅげむごこうのすりきれ…」とありますが、この【五劫の擦り切れ】というのが悟りを開くのに必要な時間です。一劫(いっこう)というのは仏教でいう時の長さを表す単位ですが、それは一般生活では使われることがないほど長い時間を指していて、そこには天女が大きくかかわってきます。
時間の長さに天女???
日本各地に天女の羽衣伝説がありますが、そんな天女が空から大きな岩の上に降りてくるのが3千年に一回で、その時天女の水羽衣(みすはごろも)が岩を擦っていきます。その摩擦(?)で岩が削れてなくなる時間を「一劫(いっこう:一説には43億年ほどだとか)」というので、その5倍が五劫という時間です。あまりにも長過ぎるその時間をして、「五劫の擦り切れず」と言うのが正式だという説もあるほど笑。
そう聞くと「やはり悟りなんて拓けない」と思うかも知れません。
でも今のあなたが何回目の世(せい)を生きているのかは誰にも分からないし、これからどれ位時間が掛かるのかも判りません。ただ目の前にはお釈迦さまが拓いていただいた「仏道」という道があるんだから、ただそこから外れず信じて歩いていけば必ず悟りに通じている、というのがその教えたる「仏教」です。
だれでもこの道にいる限りは【悟りに向かっている】というわけです。
たとえゴールは途方もなく遠くて見えなくても、今が不遇のときに思えても、その道はお釈迦さまが仏陀(ブッダ)となられたその足元まで必ず続いているから、安心して進みなさいと、お釈迦さまはいつも見守ってくれていますよー。
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