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おざわやの代表のブログです

【所縁の土地の歴史を知ると地元への想いが強くなると思った】

2019.11.26

もう十年以上、月に一度の仏教勉強会に出席しています。それは仕事絡みということもない訳じゃないけど、それ以上に仏教について学ぶのが楽しいから。

仏教というのは、元々人として生きる道の真理を解き明かしたもので、正しいとか間違っているではなく「そもそもそうなのだ」という道理を説いています。この2500年ほど前に解き明かされた真理に、今やっと量子力学などの科学が追いついてきたように思うのです。

そしてもしかしたら今後AIがシンギュラリティ(人工知能が人間の能力を超える限界)を迎えるとそんな人間の意識や、あるいは集合的無意識に似たものが5Gやそれ以降のネットの世界に生まれるのでは?ということを感じたブログを昨日投稿しました。







そんな未来を考えるのもワクワクして楽しいものですが、未来を知るにはやはり過去をしっかり捉えていないと見誤ってしまうかもしれない。そんな未来を知る指針として過去を学ぶのは大切な事だと思うんです。




【尾張名古屋は城ではなく母の愛で支えられていた】

先日そんな仏教勉強会のメンバーの1人であるご住職さまからお誘いをいただいて、名古屋市千種区のお寺の本堂で催されるという史実に基づいた演劇を鑑賞しに行ってきました。その劇というのは「尾張名古屋は母でもつ」という今回のために書き下ろされたストーリーで、史実に基づいて徳川家康の寵愛を受けた「お亀の方さま」の生涯を描いたものでした。お亀の方さまは京都の石清水八幡宮の修験道者の娘ながら徳川家康の寵愛を受けて側室となり、そこで生んだ子が尾張徳川家の祖となる徳川義直の母です。徳川家康の死後は「相応院尼」と名乗って生涯陰になり日向になり、尾張徳川家の支えとなる働きをしました。その死を悲しんだ義直公によって相応院さまの菩提を弔う寺として建てられたのが、今回の劇の舞台となった相応寺の本堂です。







とても広い本堂には家康公とお亀の方が好きだったという牡丹が欄間などに設えられ、それに負けないほど沢山の牡丹の花が舞台周りにも飾られていました。


そんな広い本堂を活かした舞台は三つに分かれていて江戸や駿府、そして清洲や名古屋を行ったり来たりしながら描かれていく舞台は、神社の娘「お亀」が後に「春日の局」となる「お福」との不思議な結びつきから始まりました。

通常の劇場とは違うという舞台セッティングを逆に活かして、ストーリーの仕立てはとても動きがあってこちらの想像力が刺激されて、2時間があっという間に過ぎたように感じるほどでした。お亀の方が家康公に見初められる前に嫁いだ先で生んだ竹腰正信と石川光忠の腹違いの兄たちは、乱世の世にあっても兄弟で争う事無く家臣として弟の義直公を盛り立て続けたのも、お亀の方の母としての育て方が優れていたからと言われています。

そんな母としての愛や尾張徳川のお家を守る側室としての力添えが、今日の名古屋を造った礎となっているんじゃないかと感じて、観劇中も何度か涙が溢れました。それも全て作り物ではない、本物の舞台を背負っての劇であったからこそだったんじゃないかと思います。


本当に素敵な劇だったし、観終わってさらに地元愛が深くなる思いでした。




【こんな素敵な舞台に出会ったのも縁ならば、出演者や参加者にも縁が繋がっていました】

こんな素敵な舞台がある事を知れたのは仏教勉強会での縁でしたが、なんとお知り合いの息子さんがこの舞台に出演している事が直前になって判ってビックリ!そしてお友だちがこの舞台となった相応寺さんのすぐ裏に住まわれていて、ご一緒する事が出来たのも嬉しかったー。







やっぱり何より大事なのは【人の縁】なんだなって、舞台の中も外も素敵な縁が一杯で温ったかでした!





【もしお墓でこんな悩みがあるときはお墓のおざわやへ 】 

・お墓を新しく建てたい、または建て替えたいとき・お墓を少しキレイにこざっぱりしたいとき・お墓に名前を追加で彫りたいとき・壊れているお墓を直したいとき・墓地に草が生えて困る・お墓の汚れが落ちなくてスッキリしない・とにかくお墓で困っているとき・そんな時はまずここからボクに連絡くださいね。



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お墓のおざわや  

店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101

電話番号 : 052-734-8102 

営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)   

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