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おざわやの代表のブログです

短パンフェスとはいったい何だったのか?

2019.05.30

既に2日前に終わってしまった短パンフェス。あの時間って何だったんだろうか?と今になって不思議に思って、そこで体験してきた事を想い返しつつツイッターのタイムライン見たり、スマホに撮りだめた写真や動画を見て過ごしてました。

こんばんは、おざわや店主の小澤敦司です。

 

 

 

 

 

この日着ていたのは短アロハに短キャップと短パンフェスTシャツ。でも足元は長パンですけどね笑
この短パンフェスが行われるということが発表されて、その参加権が売り出されたのが今年の3月頃。 その時はまだそこで何が行われるかなんて決まっていませんでした。だって参加するには2つの方法があり、参加権付きのおそろいのウェアを買って参加者として行くか、それともそこで賞品を売ったりパフォーマーとしてステージに立つ出店者か。そのどちらかは自由に選べるけれどもし後者を選ぶならば、公開でのプレゼンテーションを経て合格する。でももし出来なかったら自動的に参加者になるという選択でした。 つまり誰が何を出店するか決まってなかったんですよね。そもそもこの短パンフェスの土台になっているのは、藤村先生が主催されているエクスペリエンスマーケティングで学んだ人たち。それぞれの仕事の中で、または仕事以外の趣味の中から賞品を売り出した人も居る。何かを売る訳ではないけれど、自らの好きなことや仲間と楽しむ姿をSNSで投稿したりする。それらの人たちに共通しているのは「目の前の人を楽しませたい」という想い。そんな様子を毎日ツイッターやインスタなどで発信しているのを見ていて、こんな人たちと友だちになりたいとか、こんな料理が食べてみたいとか思っている人たちが一堂に集まるであろうこの1日。ボクはそこで売るものもなくパフォーマンスも持ち合わせていない。でももしそんなものを持ち合わせていたのなら、ただ参加するよりもスタッフとしてその場を作る方が絶対に楽しいって思っていました。 きっとそんな想いの人たちがどんなお持て成しをするのかを、せめて参加して感じ取ろうと思って受付開始と共に申し込んでいました。

 

 

 

 

 

そうして行った白馬の地で出会ったもの

このフェスを主導した短パン社長こと奥ノ谷さんや、当地でホテルを経営する中村ゆかりさんとは以前にもエクスマセミナーやKisobar’sTalkなどでご挨拶させていただいたことがありましたが、この日出店していた方たちの中にはSNSだけで羨ましく見ていた人たちも沢山いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例えばこの二人は電気屋さんのヨメの田中さんと牛飼い農家のヨメの田中さん。

この二人はそれぞれでカレーのスパイスや自ら育てた牛肉をSNS上で販売していて、どちらとも購入したことがありました。そんな二人がタッグを組んでカレーライスを開発している姿もSNSで見ていたので、もちろん食べたかったものの1つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

香川県で讃岐うどんを製造している工場で、工場長がお昼休みの時間を利用してうどんを提供する「10分うどん」。そこまで行くのも大変なら、その時間内に手に入れられなければ食べられないというこの饂飩。勿論この日も見ている目の前で手打ちし、この日二回 だけ売り出されました。そりゃあ狙って並びますよね。それ以外にも米沢牛の牛串や小樽からはウニの握り鮨、九州からは手打ち蕎麦とモツ鍋。ウェブメディアの編集者モギーさんのルーロー飯は本場台湾の味(だと思う)し、地元愛知からは知多牛100%ハンバーグにはこの日のために考案された三河味醂を使ったソースが合ってて旨かった。奄美大島からはTV番組で日本一として紹介されたレモンサワーに、神戸の焙煎アーティストが自ら一杯ずつ淹れてくれるコーヒーなど、紹介されてるだけで堪らない店ばかり喰いまくりました。 それらはもちろんですが、ここで見かけて思わず声を掛けてしまったのは

 

 

 

 

 

 

 

空飛ぶ車いす社長けんぼーこと加藤健一さん。

自ら筋ジストロフィーに冒されながらも、障害がある方でも自由に空を飛べる場や働ける場を作り、ついにはパラグライダーのソロフライトにまで成功されました。そんな投稿を見て、この方は何でこんなに自由で危険な挑戦をするんだろう?って興味深く思っていたけんぼーさんがたまたま目の前に居て、声を掛けてしまいました。

 

お「正直言って危険じゃないですか。それでもやりたかったんですか?」

 

け「やっちゃいましたねー笑」

 

とにかく屈託のない笑顔が素敵な青年で、一発でファンになっちゃいました。

そのほかにも初めはプログラムになかった千円カットを突然始めた美容院CONKSグループのスタッフたち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてその夜たまたま同じホテル泊で声掛けさせていただいたのは、伊豆長岡で旅館を経営されているはなぶささん。

はなぶささんはもう直ぐ新館をオープンされる所で、忙しい中を駆けつけてこられてましたが初めてご挨拶出来てよかった!いま新館「富嶽はなぶさ」オープン記念でプレゼント企画をされているので、ぜひフォロー&RTしてみてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

会場設営や全体の運営に尽力しておられて会場でも一緒に楽しまれていた馬場社長や、本業と全く関係ないダンスパフォーマンスで楽しませてくれた設計事務所の社長やめがね屋さんたちなど、書き出したらキリがないほど沢山の人たちが本気で関わっておられました。そんな皆さんが目指したのは「来てくれる人たちを楽しませたい」という、奥ノ谷さんの熱い信念ひとつなんじゃないかと思ったのは12時のフェス開始から20時の終了まで、とにかく奥ノ谷さんがじっとしているところを見なかったからです。参加者に声を掛けたり、少し人手の薄れたお店に駆けつけて周りの人たちを巻き込んでいく姿。そしてステージでパフォーマンスが始まれば率先して前で声を掛けたり、濡れた牧草の上に座り込んで笑ったり。

 

とにかく皆んなが「本気でふざけている」姿に、何か胸の中の熱いものを感じました。それって文字や動画で観たって絶対に感じとれないものだと思います。そんなものを白馬まで受け取りにいったんだなって、そう思いました。

 

 

 

 

 

 

自分にしか出来ないことが皆んなあるはず

そんな凄い人たちの真似をする訳じゃなく、自分に出来ることだけでも良い。

かえって自分にしか出来ないことがあるはず。別にステージの上じゃなくたって構わない。自分のフィールドで目の前の人をホンキで喜ばせてみようって、思う気持ちが大切なんじゃないだろうかって。そんなことを思いだしつつ考えてたら、何ぼやぼやしてんだ?って自分自身に問いかけていました。

 

そんな取り組みは「じっくり考えて」とか「また来期に」とかじゃなく、すぐやってみれば良いし上手く行かなければやり直せばいい。そんな取り組みはきっと後々役に立ってくるって。そんな風に思えてきました。

ボクにとっての短パンフェスは「そんな勇気をもらった場」だったんじゃないかって思います。

 

 

 

さあ言うだけならだれでも出来る。明日からじゃなく、今からでも出来ること考えて動こう!

いや、もう寝ますけどね笑笑

そんなことを思いつつ、今日のブログはこんなとこで!