おざわやの代表のブログです
2020.11.13
毎日発表される新型コロナの陽性反応者数がこれまでの最大を更新し続けています。この事態がどう進んでどう収まるのかは誰にも判らず、判らないことが余計に不安を呼んでしまいます。過去とそのまま比べることには意味はないけれど、1918年に世界中を襲った通称スペイン風邪は世界人口の3分の1が感染したといわれ、その時も3月に流行が始まって8月の第二波に続いて、翌年1月に第三波が襲ったと記録されています。今回の第三波はずいぶん早いけど、1918年当時とは人口自体も違えば、人の移動も多く早いことを考えれば当然かも知れませんね。
この事態からまた感染対策を引き締める動きも出ていますが、更に人の動きが制限されるようなことになれば、これまで頑張ってきた飲食や観光業の皆さんにもまた影響が出てしまうのではないでしょうか。
でも今一番怖いのはウイルスに感染することではなく、感染したことによって被る影響なんじゃないでしょうか?もちろん感染してしまえば周囲の人たちにも少なからず影響を与えてしまいます。でもそれ以上に【感染=悪】といったイメージを持たれてしまうことの方が怖いですよね。ボクの周りにも「コロナは怖いからこの10ヶ月以上ほとんど外食していない」という人もいれば、ボクみたいに「感染予防や対策をしていれば外に出ても大丈夫だろう」という人。そしてやっぱり「コロナなんて元は風邪。死亡率で言ったら餅とか誤嚥でなくなる人の方が圧倒的に多い!」という人も居ます。
ある意味意識の分断や乖離とも取れますが、もちろん色々な考えの人がいて意見を出し合うって大事なことです。そんな時に考えの違う人を攻撃するとかはもっての外で、深刻な事態ではあっても明るく過ごすことも大切ですよね。
皆さん「○○放題」って好きですよね?笑
肉食べ放題とかパケットし放題なんて、聞くだけでもワクワクと嬉しくなっちゃいますよね笑。そして同じように使われ得る言葉に「○○三昧」というのがあります。そんな放題と三昧の二つの言葉はよく似ているけれど、実は「三昧(さんまい)」というのは仏教用語です。
お釈迦さまが出家して修行し、ついには悟りを開いた時にはその悟りの境地が余りにも心地良くて、しばらく1人でその境地に耽って(ふけって)いたそうです。それを見かねて天界の神様たちが周りの人たちにもその悟りへの道を教えてあげてください!と懇願して、やっと通りがかった3人の商人に教えを説いたのが「初転法輪(しょてんほうりん:法の輪を回し始めたの意)」。そこから仏教が広まって行きました。
そんなお釈迦さまが至った境地で瞑想したことこそ三昧で、「心が定まって揺れ動かない」状態を指し、「禅定(ぜんじょう)」と言います。そしてヨガの元になっている言葉の「瑜伽(ゆが)」も仏教用語で、心と体の感覚が直接結びついた状態を指します。それが元になっているのかは知りませんが、禅語には「遊戯三昧(ゆげさんまい)」という言葉があって、そのままだと「遊び放題」と取られがちですが、本当の意味は「〜することを楽しむ」ということ。なんでも楽しんでやれば没頭出来るし、そんな時ほど最高のパフォーマンスが出せるんじゃないでしょうか。
仕事に没頭することを楽しむ。
他人のためになることを楽しむ。
困難や苦しい状態を楽しむ。
なにものにも捉われず思いのままに、今目の前にある一つのことに夢中になる状態を楽しめたら、また新しい未来が拓けると思いませんか。
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい
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営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
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