おざわやの代表のブログです
2021.05.11
ちょうど春のお彼岸から1ヶ月半が過ぎて、管理をお手伝いさせていただいてる墓地に出掛けて見廻ってきました。
春から初夏のこの時期は草木がとても元気よく、お彼岸前に掃除した墓地には雑草が生え始めていました。そして流石にお彼岸にお供えされた花はすでに干からびてまっ茶色に。
お参りにこられた時にはお墓を彩っていた花も、こうなってしまうとなんとなく忍びなくて「ご先祖に申し訳ない」という気持ちがしてしまうのは仕方ないことでしょうね。
でもその反面、お天気が良くなった先週末にはたくさんお参りのかたが見えていたようで、新しいお花に入れ替わっているお墓もたくさんありました。きっとおウチの花壇などで育てた花なのか、普段あまりお墓では見掛けないような可愛いお花が多くて、ちょうど季節の花なのかな?と。
お花が枯れるたびお参りに来ようとすればお花代だって馬鹿になりませんから、昔の人はよくお庭などに菊を植えて、そこから摘んでお墓に供えたりしていました。かえって季節なりのお花たちで飾られていると、お墓も何だか誇らしげに初夏の装いをしているみたいです。
そんな可愛いお花たちも良いですが、オーソドックスな仏花も凛とした風情でお墓にはやはり似合います。それは非榊(ヒサカキ)の緑をはじめとして菊などで五色(ごしき)を花の色で「赤・白・黄・青・黒(=緑)」を現していて、仏教にゆかりの深い色合いだからこそそう感じさせるのだと思います。
でもこの花だって1週間とは保たずに枯れ始め、いずれは干からびてしまうもの。そんなことをストレスに感じる人たちの中には枯れない花を供えている人もいるのを見掛けます。
確かにお寺の御本尊が居られる須弥壇には作りものの蓮の花が並んでいたりしていますが、それとともに生花が供えられていればこそ。枯れたお花はボクらが片付ければ気になりませんが、いつでも変わらず華やかなままのくすんだ造花はなんだか逆に寂しさを感じてしまいます。何より造花はお供えではありません。
春のお彼岸こそウチのお墓にも仏花をお供えましたが、とっくに萎れてしまったお花はもう抜いてあり、この時期は色花を使わず樒(シキミ)だけを供えてあります。
シキミはお香の材料になるくらい香りの良い植物で、葉や実などに毒の成分があるため獣(ケモノ)が寄らないとして昔から特に葬儀関係に使われます。そしてその毒の成分からなのか、お墓に供えていても枯れないどころか成長さえしてしまうほど保ちが良いのも特徴。実はこの画像のシキミは2月に供えたものの残りと3月に供えたものの混合で、少し伸びていたぶん根本を折ったくらいでまだ青々しています。水さえ切らさなければ2ヶ月以上保つって、嬉しくないですか?
なんとなくお墓まいりに行くと花を供えないと申し訳ないと思ってしまう人も居られると思いますが、古いお花を片付けに行くだけでも十分。シキミだっていつかは枯れるから、何も供えず掃除して手を合わせるだけだって構いません。もし自分がお墓に入っている方だとしたら、そんな枯れてしまうお花をストレスに感じるくらいなら供えなくても良いから手を合わせにきて欲しいと思うんじゃ無いでしょうか?
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい
・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易く建て替えたい
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【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
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