おざわやの代表のブログです
2021.03.03
昨日、3月2日はボクの母親の命日でした。
別に法事とかある歳周りじゃないけど、ちょうど30回目の区切りの年だなあとお墓参りしながらぼんやり考えていました。数年前に姉が、母親の歳に追いついちゃった!なんて話してたのを笑って聞いてたけど、いつの間にやらボクも来年には追いついてしまいます。
そうして今考えればまだまだ若かったんだなあって、しんみり思います。
そしてボクは大好きなお墓参りだけど、どうしてお墓参りをすると胸のつかえが降りたように、こんなにすっきりするんだろう?って考えていました。
ヒトって暗闇が一番不安ですよね。
先が見えないどころか足元さえおぼつかないような暗闇では何もできなくて、ありもしない影を恐れたり何でもない物音にも驚いて。そのうち幼児のように目をつぶることすら怖くなってしまう。でもすこしずつそんな闇にも慣れて落ち着いてくると、例えばそれが夜中だったら「夜明け前が一番暗いんだ」なんて自分に言い聞かしたりして夜が明けるのを待ちますよね。
この新型コロナウイルス感染禍だって、これまではまったく終わりが見えていなかったけど、やっとワクチンが出回り始めた事で夜明け前の薄っすらとした明かりが見え始めたように感じています。まだ足元は暗くても出口の方向だけでも分かると、「ヨシ!これで大丈夫だ」ってちょっとだけ安心できますね。
人生にはそんな時が何度かあって、ボクら人間は弱いからその度に不安に押し潰されそうになります。
30年前に母を亡くしたあの時、それまでも心臓の手術など繰り返していた母だったのでボクは多少心構えはできていました。でも母が亡くなったすぐ次の日に親友を失ってしまい、真っ暗な足元さえ崩れてしまったように思えて、眠れなくなってしまいました。
そんな時に今のヨメさんや友人たちが気に掛けていてくれたことももちろん有り難かったけど、お墓参りにくると心が落ち着くことに気がつきました。
ヒトはどうにもならない真っ暗闇におちいると、出口を求めて手探りでさまよいます。でもそんなふうに出来るヒトはまだ良いけど、その足元まで崩れてしまった時には、探ることすらできずに丸まってガタガタ震えることしか出来なくなってしまいます。
ボクはそんな時にたまたまお墓に行って、母やご先祖さまから貰ったDNAを感じて「ボクのDNAは元々ここから来ていつかまたここに入る(=戻る)んだな」とふと思いました。このデカい図体だって自然から借りた素材だし、もし死んでもこうしてお墓に入れば、このボクのように子孫が守っていってくれると思ったら気が楽になりました。
それからはお墓参りが先祖の為のものではなく、自分や家族も含めた皆んなのためのものになりました。入り口も出口も判ってるなら、人生はどんな時も迷路じゃなくてただの通り道。決してまっすぐじゃなくてもいくら先が見えなくても、出口が判ってるなら不安はありません。なんたって数多のご先祖が手を引いて背中を押してくれてますから、こんなに力強いことはありませんよね。
ボクはそれ以来、お墓参りのたびにそんなエールを受けている気になるから、スッキリ背筋が伸びるんだなって思っています。
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい
・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易く建て替えたい
・お墓を少しキレイにこざっぱりしたい
・お墓に名前を追加して彫りたい
・お墓が壊れていて直したい
・墓地に草がたくさん生えて困っている
・お墓の汚れが落ちなくてスッキリしない
他にもとにかくお墓で困っているー!という方は、まずここからボクに連絡くださいね。
【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。