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おざわやの代表のブログです

》お墓を準備するのに注意すべきことは?

2022.11.08

お墓のお困りごとに答えるブログ:お墓が必要になった時、どんなことを注意したらいいの?というブログです。



お墓って誰もが建てる経験をするものじゃなく、本家筋として昔からあるお墓に入っていく家もあれば、実家のお墓にはたまにお参りしているけど、という人もいるでしょう。ご家族が亡くなった場合にお墓が無いのであれば”納骨する場所”を準備しならないのはもちろんですが、その際にもし先に亡くなったのがご自分であればお墓を建てる経験もなく納骨されてしまうので、一生納骨に関わらない人だっているということです。



そんな訳で最近ではそんな時に家族が困らないようにと、さまざまな「お終活」に勤しむ熟年の方たちも多いようです。今日のブログではそんな時に困らないように、様々なケースで気をつけることを紹介したいと思います。




【お墓がすでにある場合】

例えばお墓がすでにあるという場合には”墓石を建てる”という必要はありませんが、亡くなった家族を納骨する前には戒名や命日などをお墓に彫り込む必要があります。文字を彫り込むのにかかる時間は、依頼してから3週間程度は見たほうがいいでしょう。そして実際に納骨しようとしても先日のブログに書いたように、様々な理由で納骨ができない状態になっていることもありますので、その場合にはお墓を改修したり壺を出すために石屋さんに来ていただく必要がある場合もあります。



石屋さんに文字を彫り込む依頼をする時に、納骨できる状態かどうかを確認してもらっておくと良いでしょう。そしてお墓に納骨するには墓地管理者への届けが必要になりますので、それもついでに石屋さんに確認していただくといいですね。







そしてお墓に文字を彫り込む前には「お精抜き」のお経をお坊さまに上げていただく事と、納骨の前に「お精入れ」のお経を上げていただく必要があります。ただ納骨する際にももちろんお経が必要ですので、お精入れのお経は納骨と同時になるよう予定を組むと良いでしょう。もちろんお経を上げていただく際にはそれぞれ「お布施」が必要になります。




【お墓がまだない場合】

納骨するお墓がまだない場合には、まずは納骨する場所を用意する必要があります。


これから代々使っていくお墓を用意するのであれば、まずはその敷地となる墓地が必要で、墓地の取得には「永代使用料」とそれから毎年払う「墓地管理料」が掛かります。そしてそこにお墓を作ることになればもちろん工事代を含んだ墓石代が掛かり、付属の墓誌や塔婆立てを作るのならその分も加算されます。墓地にしても墓石代にしてもそれぞれの場所で変わるので、まずは石屋さんに希望を伝えて見積もりしてもらうと良いでしょう。それらが全てセットになっている霊園もありますが、費用的にセットだから安いという事はほとんどなく、選ぶのに迷わなくて済むのがメリットなくらいです。



そして最近よく目にする「樹木葬」と呼ばれているものには一般的な墓石はなく、小さなモニュメントが付いているだけな代わりに「永代供養」もセットになっているというものが多いです。そのぶん初期費用は安く済むのがメリットですが、その後には管理料がかかったり、納骨するたびに「納骨料」や「永代供養料」が一体ごとに必要な場合もあるので、これからの家族分も含めた全体のコスト計算をするとかえって高くつく場合もあります。それと小さなモニュメントが建つだけの場所しかないと納骨するスペースも限られている場合があるので、入ることができる人数についてもしっかり計画して確認することが必要です。




樹木葬では納骨できるスペースも小さいものがほとんどです




また雨に当たらずにお参りできるというのが売り文句の、マンション型の納骨堂もよく見かけます。


コスト的にはそれぞれの施設で差があるようですが、樹木葬とそれほど変わらず永代供養料がどのように掛かるか(納骨一体ごとに掛かるか?など)や、納骨できる数などで全体のコストを比べる必要がありそうです。そしてお墓や樹木葬と一番違う点は、もちろん建物の中なのでお骨を自然に還すことは出来ないこと。最終的には合同の納骨スペースに入れることで土に還されるとは思いますが、そこにそれぞれのご家族が立ち会えるかは不明です。またお墓とは違って”建物の中”という閉塞感が後々気になってしまうという声も聞きますので、そんな雰囲気もしっかり確認しておきたいところです。




そして何より建物自体にはいずれ耐久年数がくることや、地震などで施設に問題が出る可能性もあるということも考えておかなければなりません。実際に熊本の地震では納骨堂に被害があり、それぞれの使用者に費用分担がかかった例もあるそうです。そして札幌では納骨堂自体が経営破綻してしまうなどこれまでの歴史にはなかった形の弔いなので、そういった将来的な条件もしっかりと把握しておかなければ子孫に問題を残すことになってしまいそうです。




【何より大切にしたいのはお参りする心】

「跡継ぎは居ないんだけど」と相談に来られる方の中には、もちろん納骨堂などを選ばれる方もみえます。でもそれでも”家族のことだから”とできる限りは「お参りしてあげられるお墓が欲しい」と言われる方もおられます。現在はそんなケースにも対処できるお墓の形もありますので、しっかりと家族でそれぞれの考えを話し合って決めていただきたいと思います。



そんな様々なケースにあたって思うのは、まず”自分がどうして欲しいか?”ではなく、”亡くなった家族のために何ができるだろう?”という利他の心で考えていただくと良いのではないでしょうか?








【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい

・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易いお墓を建て替えたい

・お墓周りを使いやすくサッパリと綺麗にしたい

・お墓に名前を追加して彫りたい

・お墓が壊れているところが気になっている

・墓地にいつも雑草がたくさん生えて困っている

・お墓の汚れが落ちなくて何だかスッキリしない

・跡継ぎのないお墓をリフォームで使えるようにしたい


などなど他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方はまずここから連絡ください


現場に出て留守にすることもありますのでお訪ねの前にはまず1本お電話ください



【店舗情報】

お墓のことなら【お墓のおざわや】へ  

店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101

電話番号 : 052-734-8102

営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)   

営業時間:朝9時から夕方5時まで





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店舗の前に2台分の駐車スペースがあります


少し停めにくいですがバックで駐車したほうがお帰りの際は出庫しやすいと思います







【 電車やバスでお墓のおざわやにお出での時は】

地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田」行きもしくは「地下鉄いりなか」行きに乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、来た道の反対を向いて名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。

またはご予約いただければ駅までお迎えにあがりますので、遠慮なくご予約くださいね!


とにかくまずは始めにお電話でご来店予約くださいねー!