おざわやの代表のブログです
》お墓掃除に洗剤は使うべきか否か？
2022.08.18
お墓掃除についてよく受ける質問に答えてみるブログですが、あくまでお墓まいりに正しいとか間違いはなくて、どっちがスッキリするかという考え方の問題です。
これもたまに受ける質問で「お墓を掃除する時に洗剤などを使ってもいいですか？」とか、ホームセンターやスーパーで売っている「お墓専用（？）」と書いたスポンジやクリームなどを使ってもいいですか？と聞かれることがあります。そういう時は必ず「ボク自身が使って検証したことはないので、使うのであれば良いか悪いかはご自分でご判断ください」と答えるようにしています。ただ一つ言えるのは使ったことによってお墓がメチャクチャ綺麗になるなんてことも聞かなければ、古くからの石屋さんの店頭にそれらの「お墓専用ケミカル用品」が置いてあるのはまず見ることもないですし、石材のプロである我々は一切そういったケミカルは使いません。よほどしつこいシミやアクなどが着いてしまった時にはやむなく使う程度です。
そして何よりもお墓が何のためにあるのか？という本質から考えると、あくまで「先祖の身体を長い時間をかけて自然に還していく」という神聖な場であるということ。そんな神聖な場を穢れ（ケガレ）から護るのがお墓であり、そんなお墓を清めるのがお墓まいりの本来の意味だということから考えると、やはり綺麗な冷たい水で流すのが一番相応しいように感じます。例えば神職の方が重要な祈祷を行う前や、お坊さんが修行の末に得度（とくど：僧侶として認められる式）する際に夜明けに水を頭から被る（＝清める）のも同じで、そんな時に「シャンプーはこれでボディーシャンプーがあれで」なんて選ぶはずはありませんよね。
さらに言えば洗剤などケミカルなものを使った後は、やはり大量の水で流し落とすのでしょうが、そのケミカルなものが混じった水がどこに行くのかといえばお墓の周りの土の中ですよね。せっかく先祖の身体の眠る場を清めているはずが、自然に還っていくための土を科学汚染しているとしたらどうでしょう？
でもどうしても建ててから長い年月についてしまった黒ずみやピカピカだった艶がくすんできたというのであれば、30年とか50年に一度でもいいので建ててもらった石材店にメンテナンスしてもらう方が絶対にオススメです。その際に接着が緩んでしまった部分や抜け落ちてしまった目地材などを補修してもらえば、この先も大雨や地震などで壊れてしまうことも最小限に抑えられると思います。
どうすればお墓をスッキリと清められるのか？ということから考えれば、まずは掃除の「やり方」よりも大切なのはお墓まいりの「ありかた」なんじゃないでしょうか？そんな視点から「自分が先祖ならどうして欲しい」のかを一度考えてみてください
【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい
・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易いお墓を建て替えたい
・お墓周りを使いやすくサッパリと綺麗にしたい
・お墓に名前を追加して彫りたい
・お墓が壊れているところが気になっている
・墓地にいつも雑草がたくさん生えて困っている
・お墓の汚れが落ちなくて何だかスッキリしない
他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方はまずここから連絡ください
現場に出て留守にすることもありますのでお訪ねの前にはまず1本お電話ください
【店舗情報】
お墓のことなら【お墓のおざわや】へ
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少し停めにくいですがバックで駐車したほうがお帰りの際は出庫しやすいと思います
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地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、来た道の反対を向いて名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。
またはご予約いただければ駅までお迎えにあがりますので、遠慮なくご予約くださいね！
