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【錆びついた街で育ったスケーター3人のそれぞれの人生と旅立ち:映画『行き止まりの世界に生まれて』鑑賞記】

2020.10.15

ラストベルトと呼ばれる忘れ去られた街に生まれ育ったスケートボードが大好きな3人の若者。それぞれに抱えた問題を映像にした時に見えてきたものは。



実話を基にした映画や伝記的な映画が好きでよく観ますが、このストーリーは全くのドキュメンタリーですが何より監督自身も出演者の1人。つまり自分自身とともに仲間たちの人生を見つめ直すという、あまり他にはない作品です。大体こういう作品は自主制作のアングラなものが多い中で、この作品が各映画賞でノミネートされてるなんてなかなか無いこと。そしてオバマ元大統領が絶賛しているというのも、このストーリーが内包している経済格差や貧困、人種差別や家庭内暴力などの問題を受けてのことかも知れません。でもそんな多くの問題もスケートボードに乗ってさえいれば乗り越えられた3人。そんな爽やかささえ感じる作品でした。




【あらすじ】



ビルが立ち並ぶ街並みだけどひと気はなく、あまり車も走っていない道路。そんなアメリカのイリノイ州ロックフォードに暮らすスケートボードが大好きな3人の仲間、キアーとザックとビン。この街は「ラストベルト(錆びついた地帯)」と呼ばれる地域にあり、不況から仕事もなくどんどん朽ち果てていくだけ。黒人のキアーは家族とうまくやっていけず家庭内で浮いていて、チャラい白人のザックは若い彼女との間に子供が生まれたけど上手くいかないし、中国系のビン(監督)は母親と向き合えずに苦しんでいる。でもそんな3人でも一緒にスケートボードに乗っている間だけは全て忘れられる。12年間の映像から浮かび上がる、錆びついた街と彼らの青春からの旅立ちのストーリー。





ビンは14歳の頃からみんなのボード姿をビデオ撮影していて、その中に現れてきたそれぞれの問題や自らの過去との向き合いをこの作品に籠めたことで、本当の意味でこの故郷から抜け出せたんじゃ無いだろうか。監督デビュー作にして素晴らしい成果を収めた作品になりました。




【抱えきれない問題にもがく3人それぞれのストーリー】

3人でスケートボードに興じている間は子供のまま無邪気でいられるけど、それぞれの家に帰ると問題を抱えた3人。キアーは厳格な父親との関係に悩み仲違いしたままで父親を亡くし、ザックは若い彼女との間に生まれた子供は可愛いけれど彼女との関係がこじれ、ビンは母親との関係に悩む毎日。そんなそれぞれの問題の中に陰を落とすのは経済的に破綻したこの街での生活。でもそれはこの街だけじゃなくアメリカそのものが抱えた問題じゃ無いだろうか?





トランプ大統領が当選した時、このラストベルトと呼ばれる地域に住む「忘れ去られた人たち」が多くの票をトランプに入れたのが大きかったと言われています。そんな街は未だに反映から置き去りにされ、でも彼らには為す術がない。彼らはただスケートボードさえやっていられれば良かったけれど、やがて現実に向き合わなければならない歳になる。そんな仲間を捉えた映像から見えてきた現実。キアーは「いつでも黒人であることを忘れるな」と厳格に躾けられた父親が嫌で、いつも家では1人で過ごしていましたが、そんな父親が亡くなった喪失感をスケートボードに向けます。





ザックはいつも酒を煽って明るく、皆んなの人気者。でもスケートボードをするにもどこか他人事のようで本心がどこにあるのか掴めない。若い彼女ニナとの間に生まれた子供は可愛いけどまだまだ遊びたいばかりの2人でやがてニナは出て行き、ザックも別の街で働きながら別の彼女を作ります。そんな2人を映像に収めている中、ニナの顔に傷があることに気づくビン。





ザックが彼女に暴力を振るっていたことから思い出したのは、ビン自身も母親の再婚相手から暴力を振るわれていた過去。暴力を振るわれていることを見て見ぬふりしていた母親が許せず、いつも仲間たちとスケートボードに乗っていたビンですが、ザックとニナを正面から捉えたことで自らも問題に向き合おうと、母親にカメラを向けます。





3人がそれぞれの人生と向き合い、この街を卒業していった12年間のドキュメンタリーはどんな青春映画よりも胸を打つし、そこから透けて見えた現代社会が抱える問題に考えさせられます。何よりも、そんなことを忘れようと街をスケートボードで走り抜ける彼らの姿が美しい映画でした。



子供だった時代を忘れてしまいがちなオトナたち、そしてこれから子供を育てようとする若い人たちに見て欲しい作品でした。





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